ロゲインとは?

ロゲインとは?

本格的なロゲイン(ロゲイニング)とは、地図と磁石(コンパス)を頼りに、広範囲の山岳地域で長時間(選手権レベルになると24時間!)の制限時間にどれだけたくさんのチェックポイント(オリエンテーリングの赤白のフラッグ)を回り、チェックポイントに与えられた得点をいかに多く獲得するかを競う競技です。



オリエンテーリングの競技形態のひとつであるスコア・オリエンテーリング(OL)と同様のものですが、スコアOLは比較的短時間(60~90分)であること、山岳地帯ではなくオリエンテーリングの一般的な競技地域である丘陵地帯で行われるところが主な相違点です。

本格的ロゲインやスコアOLですと、登山道やハイキング道など人里離れた山や森のなかを舞台に走りまわるため、初心者の皆さんにはちょっと敷居が高い。おまけに運営側としてみれば、広範囲にチェックポイントのフラッグを設置するのはたいへんな労力が必要です。



そこで、初心者にも安心してロゲインの魅力に親しんでもらおうということで街中のロゲイン「シティ・ロゲイン」が最近あちこちで開催されるようになりました。街中なら迷っても安心だし、最終手段でバスや電車でゴールまで戻ってくることも可能です。ただし、車や自転車、歩行者も多いので、交通ルールを守ることが非常に大切になります。

また、あちこちにコンビニや自動販売機もあるので、プリペイドカード一枚持っていれば給水や食料を背中に背負う必要もありません。

さらに、チェックポイントにはフラッグを設置せず、主催者があらかじめ撮影しておいた写真を同じアングルの写真をデジカメで撮ってくることで通過証明にするというフォト・ロゲインという競技形態も一般的になってきました。


世田谷シティ・ロゲインは、国土地理院の2万5千分の1地形図を使って(これがちょっとミソなんですが)、世田谷区内で3時間もしくは5時間の制限時間で、写真を通過証明としたフォト・ロゲイン、という形態でシリーズ化して開催しています。

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